初心者でも分かるスマホを選ぶときに知っておきたいスマホのスペックの見方を詳しく解説
こんにちは。今ではスマホの選択肢はとても多く,何を重視して選ぶか迷うと思います。
ただ値段が安い,みんな使っているから同じものをという考えでスマホを購入してしまうと自分に合わずに後悔してしまうかもしれません。
そこで今回はスマホを選ぶときに知っておきたいスマホのスペックでの選び方を解説したいと思います。
OSの違い
スマホには大きく分けて2つのOSの違いがあります。
OSとはOperating System(オペレーティングシステム)の略称でスマホの動作させるシステムのことになります。
iPhoneだとiOS,それ以外のスマホがほぼすべてAndroidになります。
それぞれのOSで機能やできることに差があるのでしっかりと選びましょう。
Android OSの違い
AndroidのOSはさらにメーカーなどによって独自にカスタマイズされたものがあります。
例えばSamsungのGalaxyシリーズではOne UI,Xiaomi社製のスマホには主にMIUIなどの名称がついたカスタマイズOSが使われています。
これらは人によってかなり好みが分かれる要素なので,できれば実際に使ってみて比べてみたり,使っている人の感想などを聞いたらいいと思います。
対応バンドを確認する
SIMフリーモデルや中古品のスマホを検討している際はモバイルデータ通信の対応バンドを確認しましょう。
もし契約している回線の対応バンドがスマホに対応していなければ通信が遅くなったり,つながらなくなることがありますのでしっかりと購入前に確認しましょう。
詳しくはこちらをご覧ください。
SoCの性能
スマホを快適に使えるかどうかはSOCの性能が握っていると言っても過言ではありません。
SoCとはSystem on Chip(システムオンチップ)の略称でスマホの動作に必要なCPUやGPUなどスマホの動作に必要なものが含まれているチップのことです。
SoCの性能が低いと動作がカクついたり,読み込みにとても時間がかかるようになったりします。
ゲームなど高負荷がかかる使い方をする際は性能の高く新しいSoCを選びましょう。
かと言って過剰なスペックのものはとても高価なので,ちょうどいいスペックのものを選びたいところです。
ちなみにスマホのスペックに関して記載される際は単純にCPUと表記されていることがあります。
SoCについてより詳しくはこちらをご覧ください。
SoCの性能を調べたいときはこちらをご覧ください。
メモリ,ストレージ(RAM,ROM)の容量・規格
メモリ(RAM)とはRandom Access Memory(ランダムアクセスメモリ)の略称で一時的にデータを置いておく場所で、処理に必要な分データなどの書き込みが行われます。
ストレージ(ROM)は、Read Only Memory(リードオンリーメモリ)の略称でスマホの用語においてはデータを保存する領域つまりストレージのことを指します。
RAMは容量が多いほど読み書きなどの性能が上がり動作が快適になります。
個人的には最低でもAndroid端末では8GB以上のものを選ぶことをおすすめします。それ以下の容量になっていくと動作に影響が出てくると思います。
ただしRAM容量に関してiPhone端末ではあまり気にしなくても性能に違いを感じることはほぼありません。
ROMは使う人はかなり使うので,自分に合った容量を選びましょう。
アプリや写真の容量はつねに増えていくので,なるべく余裕がある容量を選びましょう。
またRAM,ROMにはそれぞれLPDDR,UFSという規格があり新しいものであれば読み書きが速くなります。ですので,選ぶことができる際は新しいものを選びましょう。
AndroidであればSDカードでストレージの容量を増やすことができる機種もありますが,近年のスマホでは減っていってしまっている傾向にありますのでSDカードに対応していないスマホを選ぶ際はしっかりと容量に余裕があるものを選びましょう。
バッテリーの容量
OSやCPU,スマホの最適化などで変わってくるところもありますが,基本的にはバッテリーの容量が大きければ大きいほどスマホの電池持ちは良くなります。
例えばほぼ同じスペックのスマホのバッテリー容量が4000mAと4500mAがあったとしたらほぼ確実に後者の方がバッテリー持ちが良いと考えていいと思います。
ただしiOSとandroidを比べると容量が少なくてもiOS端末の方がバッテリー持ちが良いことがあることがありますので気を付けましょう。
ただし容量が大きければ当然スマホの重量も重くなってきますので,それを念頭に置いて選びましょう。
ディスプレイの性能
スマホの画面でもFHD,4Kなどの画質が違うものがあり,種類にも液晶ディスプレイと有機ELディスプレイがあります。
液晶ディスプレイは画面自体が点灯しているので,電池持ちなどに影響を及ぼしますが有機ELディスプレイは素子一つ一つを発光させており黒色の部分が点灯していない状態になるので,より鮮やかで電池持ちがよいディスプレイになります。
スマホの画面に綺麗さを求める方はディスプレイの性能についても気にして見てみましょう。
ディスプレイ性能について詳しくはこちらをご覧ください。
また,リフレッシュレート,タッチサンプリングレートなどの性能の指標もあります。
詳しくは下の記事をご覧ください。
ディスプレイの形状
ディスプレイの形にも実は種類があります。
主に画面端が平らなフラットディスプレイと,端が曲線を描いているエッジディスプレイがあります。
これも好みが分かれると思いますのでなるべく実物を見て判断しましょう。
ディスプレイの形状について詳しくはこちらをご覧ください。
顔認証と指紋認証
スマホのセキュリティのロック解除の方法としまして現在主流なのが顔認証と指紋認証になります。
どちらも一長一短ありますので,できればどちらも搭載している機種を買うのをお勧めします。
詳しくメリットデメリットを知りたい方はこちらをご覧ください。
画面,スマホの大きさなど
スマホの大きさも個人で価値観が大きく変わるものになります。
筆者はスマホを使う機会が多い方は大画面のものを選ぶことをお勧めします。
大きい画面のスマホだと一度に得られる情報量が多く動画やSNS,ゲームなどもやりやすくなります。
逆にコンパクトなスマホだと持ち運びや取り回しがしやすいと考えられます。
画面の大きさについて詳しくはこちらをご覧ください。
カメラの性能
写真や動画をよく撮影する人はカメラの性能が高いものを選ぶことをお勧めします。
カメラには通常の撮影,望遠レンズ,広角レンズ,マクロレンズなど様々な機能があります。おすすめの選び方は画素数だけではなく,スマホのソフトウェア処理能力など様々な視点で選ぶことをおすすめします。
動画撮影にもFHD60FPS(FHD画質で一秒間に60回コマを撮影する),4K30FPS撮影などスマホによって対応しているものが様々ですのでスマホを選ぶ際は忘れずに確認しましょう。
また,カメラの性能が気になるスマホがあったら作例を検索してみて見てみるのも良いと思います。
カメラの性能について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
通信規格の違い
スマホは主にWi-Fiとモバイルデータ通信を使い通信を行います。
そのどちらにも高速な通信規格があります。
通信の規格が新しいと様々なもののダウンロードが速くなったりゲームなどをする際も通信が安定しますのでこれらを重視する方は,通信規格もしっかりと確認しましょう。
充電の方式
従来のケーブルを繋いで充電する有線の充電以外に,ワイヤレス充電というものもあります。
充電速度は有線のものより遅いものの,ワイヤレス充電はケーブルを繋いで充電する煩わしさがありませんので,ケーブルを繋ぐ充電が面倒な方はワイヤレス充電対応機種を選びましょう。
ワイヤレス充電器について詳しくはこちらをご覧ください。
また,高速充電に対応しているスマホのモデルは普通よりも速く充電が完了するので,高速充電を対応している機種の検討をお勧めします。
充電速度について詳しくはこちらをご覧ください。
スピーカー,Bluetoothなどの性能
音にこだわる人はスピーカーの数や,Bluetoothの対応コーデックなども確認しましょう。
それとイヤホンジャックの有無も確認しましょう。
スマホのスピーカーなどの性能についてはこちらをご覧ください。
防水,防塵性能の有無
防水,防塵性能があるかも忘れずに確認しましょう。
水辺で使うことが多い方だけでなく雨など日常生活に水没するリスクは常に存在していると言っても過言ではないですので防水性能は必須と言ってもいいでしょう。
防水性能について詳しくはこちらをご覧ください。
その他特殊な機能
スマホにはそれぞれ機能や性能をそのユーザーに合わせて特化させたスマホがあります。
例えばゲーミングスマホ,折りたたみスマホ,タフネススマホなどいろいろな種類があります。
スマホに特にこのような特殊な機能を求めるのなら,これらの選択肢も検討しましょう。
ゲーミングスマホについてはこちらをご覧ください。
折りたたみスマホについてはこちらをご覧ください。
タフネススマホについてはこちらをご覧ください。
費用対効果(コストパフォーマンス)
当然ですが性能がたかいスマホほど価格も高くなっていきます。
予算は大抵の場合限らていると思いますので,妥協できるところは妥協して自分自身の目的に合ったコスパの良いスマホを探しましょう。
まとめ
以上がスマホを選ぶときに知っておきたい知識になります。
人によって重視する内容が違いますので,じっくりとこれらの知識を生かしてスマホを選んで,お気に入りの一台を見つけ出しましょう!
いろいろなテーマごとにおすすめスマホを取り上げていますので興味がありましたら是非ともご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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