Xiaomi 13T 実機レビュー![ハイスペックでコスパの高いミドルハイエンドスマホ]
こんにちは。今回は国内版のXiaomi 13Tを購入したので使用感など使った感想をレビューしたいと思います。
- コスパがとても高い
- 基本スペックが高い(antutu約88万点にリフレッシュレート144Hzディスプレイ)
- 防水防塵・おサイフケータイに対応で普段使いしやすい
- カメラ性能はめちゃくちゃ高いわけではない(国内版は非Leica)
- MIUIの癖が強い
- ワイヤレス充電非対応
- 指紋認証の位置がかなり下側
外観・特徴
カラーバリエーションはブラック・メドウグリーン・アルパインブルーの三色展開で、自分はレザー版のアルパインブルーを選びました。フレームはプラスチック製ですが、フェイクレザーも相まって見た目の質感は見ての通りとても良い感じで高いものになります。
フィルムは標準で貼り付けられており、ケースも付属しています。
重量は実測値で196gと画面サイズを考えると普通くらいの重さになります。付属品のケース込みの重量は215gになります。
見ての通りカメラがまあまあ出っ張っているのでケースによっては置いた際にぐらつきがあります。
ディスプレイは6.67インチの有機ELディスプレイで、最大144Hzに対応しているのでぬるぬると動いてくれます。
オーディオはステレオスピーカーに対応しており、音質は普通くらいのものでした。
画面内指紋認証・顔認証に対応しています。
スペック表
性能(抜粋) | Xiaomi 13T |
SoC | MediaTek Dimensity 8200-Ultra |
OS | MIUI 14(Android 13) |
ディスプレイ | 6.7インチ, 有機ELディスプレイ |
解像度 | 2712×1220 |
ppi | 446ppi |
リフレッシュレート | 144Hz |
タッチサンプリングレート | 480Hz |
ストレージ | RAM:8GB (LPDDR5) ROM:256GB (UFS 3.1) |
カメラ | アウトカメラ 50MP メインカメラ,IMX707,OIS,F値1.9 12MP 超広角カメラ,F値2.2 50MP 望遠カメラ,OV50D,F値1.9 最大20倍デジタルズーム トリプルカメラ 前面カメラ:パンチホール 20MP,F値2.2 |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
充電 | 有線最大67W |
重量 | 約197g |
サイズ | 約76mm×162mm×8.7mm |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax |
4Gバンド FDD-LTE | B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28 |
4Gバンド TD-LTE | B38/40/41/42 |
5Gバンド | n3/28/41/77/78 |
Bluetooth | Bluetooth 5.4 |
防水防塵 | IP68 |
NFC | 対応 |
おサイフケータイ | 対応 |
生体認証 | 画面内指紋認証・顔認証 |
スピーカー | ステレオスピーカー |
イヤホンジャック | なし |
SDカード | 非対応 |
カラーバリエーション | ブラック、メドウグリーン、アルパインブルー |
素材 | ガラス、レザー |
スペック
SoCはDimensity 8200-Ultraを搭載しています。
Antutuスコアは以下の通りでした。
ミドルハイスマホだと考えるととても高い性能だと思います。
カメラ性能
カメラは5000万画素,F値1.9の広角カメラと望遠カメラ、そして1200万画素.F値2.2の超広角カメラのトリプルカメラとなっております。
ちなみに海外版のモデルはLeica監修カメラが搭載されているのですが残念ながら大人の事情で国内版はLeica監修のカメラではなくなってしまっています。
色味はGalaxyのカメラに近い感じの実物よりもかなり鮮やかな印象が強いものになっています。
ズーム撮影では少し解像度が落ちてしまいますが、それなりに良い感じで取れていると思います。
夜景撮影は結構鮮やかな写真になっていると思います。
被写体や撮り方によってはフレア、ゴーストなども少し出てしまいます。
最大20倍のデジタルズームでの撮影も可能になります。
残念なのは食べ物の写真がなんか美味しそうな感じがしない色合いになってしまうことです。
バッテリー持ち・充電速度
バッテリーは5000mAhの大容量バッテリーを搭載しており、バッテリー持ちは使った感じそこそこ良いと感じました。
youtubeを二時間視聴 | 89%→76%(-13%) |
また67Wの急速充電に対応しているのでそれなりに速い充電速度で充電することができます。
1%から100%になるまでにかかった時間は大体45分くらいでした。
さすがに上位モデルのXiaomi 13T Proの120W充電よりは遅いですが普通のスマホよりかは全然速い充電を行うことができます。
ちょっと残念なのは67Wの急速充電をするには専用の充電器が別途必要になります。(しかも結構お値段が張る…)
良かった点
コスパがとても高い
Xiaomi 13Tの一番良い点はコスパがとても高いとことにあると思います。
自分は12/26まで行っていたUQモバイルの施策やキャッシュバックキャンペーンなどを駆使して約2.3万円で購入することができたのでとても安く購入できてコスパが良いと思いました。(ちなみにMNPでは約1,800円という破格の値段で購入することもできます。)
ただ安いだけでなく基本スペックもハイエンドスマホレベルに高いので、定価の約7万円でも他の国内版スマホと比べてそれなりに安いかなと自分は思っています。
基本スペックが高い
スペックのところで紹介した通りantutuスコアが約88万点なので思ったよりもスペックが高いと感じました。
なので思い切り最高設定のオープンワールド(原神など)のゲームを長時間する方にはもしかしたら厳しいかもしれませんが、ライトに遊ぶ感じであれば全然余裕で遊ぶことができると思います。
自分が原神を60FPSの最高設定で少し遊んで見た感じではサクサク動いていた印象です。(ガチ勢ではないので参考程度にお願いします)
もちろんSNSや動画視聴などもカクついたりしないでサクサク問題なく行うことができます。
SoCの性能だけでなく、リフレッシュレートも144Hzと高リフレッシュレートに対応しているのでぬるぬるとした動作を楽しむことができます。
防水防塵・おサイフケータイに対応で普段使いしやすい
Xiaomi 13Tの国内版は、気になる方も多い防水防塵・おサイフケータイにしっかりと対応しているので普段使いで使う方にも安心です。
自分はNFC決済を使うことが多くおサイフケータイはあまり使わないのですが、おサイフケータイを使う方には便利なものだと思います。
気になった点
カメラ性能はめちゃくちゃ高いわけではない(国内版は非Leica)
Xiaomi 13Tには上位モデルのXiaomi 13T Proと同じカメラ構成になっているのですが、作例を見た感じでは若干ですがXiaomi 13T Proよりも写りが違って見えます。
さらに13T、13T Pro共に広角カメラ内部が結露する個体もあるみたいです。(自分のものはまだなったことありませんが)
また海外版ではあったLeicaがなくなってしまったのですがそれはあまりカメラ性能には関与しなかったかなと思います。(気持ち的には付いていたほうが嬉しいけど)
価格を考えると写りは良いかなと思いますが、カメラ性能を期待して購入したのであれば少しがっかりしてしまうかもしれません。
ワイヤレス充電非対応
Xiaomi 13Tはワイヤレス充電非対応になります。
これが個人的に一番残念だなと思った点になります。
指紋認証の位置がかなり下側
13Tの画面内指紋認証はやや下側に搭載されてしまっています。
その影響で片手で認証しようとすると少しやりずらいなと感じてしまいました。
MIUIの癖が強い
Xiaomi 13TはXiaomiのスマホなのでMIUIが搭載されています。
このOSは賛否両論があるくらい使い勝手に癖のあるOSとなっております。
ですが個人的には便利な機能も同じかそれ以上に搭載されているのでMIUIは割と好きだったりします。
MIUIの便利な設定についてはこちらで解説していますので詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
まとめ-ハイエンドスマホに近い性能で、コスパの高いミドルハイエンドスマホ
まとめるとXiaomi 13Tは基本性能が安定していて144Hzのディスプレイのおかげでぬるぬるとした動作感に、おサイフケータイなどしっかりと普段使いの性能もまんべんなくこなすことができる良いスマホだと思います。
ワイヤレス充電非対応やカメラ性能など少し気になる点こそありますが、価格を考えるとしょうがないと思える点になると思います。
メインスマホ以外にもサブ端末としてもおすすめのスマホになります。
自分はキャンペーンを利用して安く購入することができましたが、キャンペーンが終わってしまって新品で購入すると定価になってしまっていますが、状態の良いものや未使用の中古品であればイオシスなどの中古スマホ屋さんで約4万円程度で購入することができるので、ある程度はコスパが高く購入できると思いますのでXiaomi 13Tが欲しい方は未使用品などのチェックもすることをおすすめします。
自分の使ってみた感想を踏まえて、Xiaomi 13T がおすすめの人をまとめたいと思います。
- コスパの高いスマホを探している方
- Xiaomiのスマホを触ってみたい方
最後までお読みいただきありがとうございました。
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